願わぬ月

昨夜、月は円かった。
淡い桃色が沈んでいた。

心が、
やわらいでよいと
知った。


月は、
夜にそっと守られている
ひとつの心のように、
まるく澄んでいた。
その右に、
ワサトの星が寄り添っている。
もしも不朽の絆というものが
身を置く場所を必要とするなら、
ワサトは、
まさにそこに、
遠くまで光っている。
それは告げている。
世界のどこかで、
まだ誰かが目を覚まし、
まだ誰かが、
静かに守っていることを。
兎は走らない。
月の陰に伏し、
ただ在る。

願いは、しなかった。

昨晚的月亮很圓,
圓得透著一層淡淡的粉紅,
宛若心裡忽然被允許柔軟的時刻。

那不是喧鬧的歡喜,
而是一種小心翼翼的快樂,
知道它來了,便靜靜接住。

月亮裡的兔子也出現了。
不是童年裡奔跑的那一隻,
是學會等待的那一隻。
伏在月的陰影中,
不急著向前,不躲進黑暗,
只是安安穩穩地在那裡。

月亮圓得像一顆
被夜晚悄悄保護的心。
右邊有一顆Wasat星陪著,
如果說不朽的羈絆
需要一個位置來安放,
那麼Wasat ,
正好在那裡亮得很遠,
提醒我們世界某個角落,
仍有人醒著,仍有人守著。

於是我們不需許願。
能這樣感受的心,
本身,便是一種圓滿。

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